性格の変わってしまった祖母

祖母が91歳の時に脳梗塞になり入院しました。入院したばかりの頃はまだ言葉も聞き取れたし、こちらの問いかけにも答えていましたがだんだん言葉を喋れなくなり「あーうー」しか言えなくなってしまいました。性格も変わり怒りっぽくなったり泣いたりでした。元々足腰弱ってきていたのですが、この入院で全く歩く事ができなくなり寝た切りになり、伯母が家で介護をする事になり引き取りました。伯母の家は幸い私の家から近かったので週に何度かお手伝いに通いました。
祖母は病院にいる頃よりは落ち着いて見えましたが、何か言いたい事があるのかただ叫んでいるだけなのか急に叫び出す事がありました。興奮していて眠れないのか夜中中叫ぶこともあり先生に眠れるお薬を処方してもらいやっと眠れた時もありました。夜中などはとくにご近所の迷惑になるのではとそれが心配でした。
オシッコは管を入れてもらっていましたがウンチはオムツなので、ヘルパーさんが来てくれた時にしていれば頼みましたが、伯母と二人でよく取り替えました。私が祖母の手を握り安心させてその間に伯母がお尻を洗いオムツを取り替えます。オムツ交換はとても嫌がるので一苦労でした。
食事は食べやすい柔らかいものを用意していましたが、気に入らないと口から出して壁に投げつけていました。元々の祖母はお行儀の悪い事に関して厳しい人だったので、食べ物を投げるなんて考えられない事でショックでした。
でも何もかも病気のせいです。私たちが落ち込んで暗くなったら祖母も辛いと思ったのでとにかく明るく笑顔で接しました。凶暴になった祖母に叩かれたりしましたが、それも叩かれたーと伯母と笑い飛ばし楽しく介護をしようと心がけました。
元気だった頃の祖母はお風呂が大好きだったのですが、訪問入浴の日はとても気持ち良さそうで穏やかな顔をしていました。そういう時は元の祖母になったようで私も嬉しかったです。ヘルパーさんもみんなとても良くしてくれて助けてくれて心強かったです。結局それから半年後くらいに1週間くらい目を覚まさなくなりそのまま眠ったまま伯母が朝起きたら祖母は亡くなっていました。皆さんに助けてもらいながら家で眠るように最期を迎えられて良かったと思っています。